私は発達障害のある子供を育てています。障害のある子供を育てていると、周囲から言われる言葉があります。
その言葉は・・・
障害児の母へのありがちな褒めゼリフ
「このお母さんなら、障害があってもきっと立派に育ててくれる!」とこの子はきっとお母さんを選んで生まれてきたのね~。
という言葉です。
同じように障害児を育てている知り合いのママさん達には確かに「障害のある子はこのお母さんを選んで生まれてきたんだろうな~。」と思えるような、ステキな方が多いです。
ですが、うちの場合は違います!笑
うちの子の場合は、いつも泣いてばかりの悲しそうな私をみて「僕がお母さんを笑顔にする!」と、私を選んできてくれたのだと思います!(産まれる前から既に母親を笑顔にするというミッションを抱えさせてしまい、息子には申し訳ない気持ちです・・・。)
今回の記事では、「子供はどのように親を選んで生まれてくるのか?」
ということを、実際に胎内記憶のある子供が語った話を元に、書いていきたいと思います。
こちらの記事はこのような方にオススメです⬇
このような方におすすめ
- 「子供がどのように親を選んでくるのか」その一説が知りたい方。
- 障害のある子供を育てている方。
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胎内記憶のある子の話「子供はこのように親を選んで生まれてくる」
「子供がどのように親を選んで生まれてくるのか」ということには、色んな説がありますよね!
その中でも、今回は実際に胎内記憶のある子が語った、子供の親の選び方について紹介していきたいと思います。
「子供がどのように親を選んで生まれてくるのか」ということに興味をもったきっかけ
私の息子の発達障害が発覚した時は、私はその事実がどうしても受け入れられず、1年程病み期を過ごしました。(もう今から5年ほど前の話です。)
その病み期の時に「何で私は障害をもった子に選ばれたのかな?」と不思議に思うようになり、「子供はどのように親を選んで生まれてくるのか」ということをひたすらに調べていました。
調べてみると「子供が親をどのように選んで生まれてくるのか」ということには、本当に色々な説がありました!
その中でも最も印象深かった考え方は、とある胎内記憶のある子供が語った親の選び方でした。
胎内記憶のある子が語った子供の親の選び方
胎内記憶のある子が語ったこと
子供は生まれてくる前に、親を選びます。
一番人気の親は「笑顔の親」。
しかし、あえて泣いていたり、怒っている親を選ぶ子もいます。
その子は「自分が生まれることでその両親を笑顔にしたい!」と向かっていきます。
この話を聞いて、まさにうちの子は「私たち両親を笑顔にしたいと選んで来てくれたのだな。」と思いました。
私は息子を妊娠する前、辛いことが重なり毎日泣いてばかりいました。そしてうちの夫は怒ってばかりいました。
息子が語った「親を選んだ時の話」
私が息子に「ママとパパを選んで来てくれたんだよねー!」と話している時に、息子が興味深い発言をしたのでご紹介します。
息子は「どうやって僕がママのお腹まで来たか知ってる?」とお腹に到着するまでの経過を話してくれました!⬇
(※現在息子は5歳ですが、漢字への興味が非常に強く漢字に詳しい為、幸運(幸雲)の漢字についても解説していました。)
幸雲とはなかなか面白い!まだ5歳なので体内記憶より前の記憶もあるのかもしれません。
息子はお腹までの移動手段については覚えているようですが、「なぜ私たちを両親として選んだか?」については記憶がないようです。すみません!
泣いてばかりの親を選んで生まれてきた障害のある息子
先程も書いた通り、母親の私は子供の障害を受け入れるまで、とても長い時間がかかりました。落ち込みすぎて、親など周囲の人には相当迷惑をかけました。
私はどうしても「障害児の母親として生きていくこと」を受け入れることができず、まだどうなるのか分からない将来を悲観して、毎日泣いてばかりいました。
また、落ち込んでいた病み期の間は、健常児の親を妬んだり、比較してしまうこともたくさんありました。
当時はここには書けないようなこともたくさん考えました・・・。本当に自分のことしか考えていない最低な母親でした!
息子が5歳になった現在では、「子供が赤ちゃんのかわいい時期に、いつも母親の私は泣き顔ばかり見せていたこと」をものすごく後悔をしています!
息子はきっと「泣いている私を笑顔にするために、私を親に選んで来てくれた」のに、母親が泣いてばかりで息子もすごく辛かったと思います。
いくら過去を悔やんでも時を戻すことはできない為、今は泣いていた時を埋めることができる程、愛情を注いでいます。
しっかり言葉にして「ハチ(息子)が生まれてきてくれて、とても幸せだよ!私を親に選んで来てくれてありがとう♪」と子供に伝えています。
息子はボロボロだった私と夫を、本当に笑顔に変えてくれました!
障害のある子の親になり、たくさんのことに気付かされた
また、子供が障害をもって生まれたからこそ、今まで気付かなかった多くのことに気付くことができました!
- 普通であることがどんなに幸せかということ。
- 自分は今までどれだけ恵まれた環境で育ってきたかということ。
これらのことは、子供が健常児として生まれていたら一生気付けなかったと思います。
私は妊娠中、「子供には将来いい大学に行かせるんだ!」など、なんとも贅沢なことを考えていました。
子供に障害があったから、ほんの小さなことでも幸せを感じられるようになりました。人の痛みを知りました。
笑顔ではなかった私を選んで来てくれた息子。
そんな息子を「私を母親に選んで来てよかった。」と思ってもらえるように、精一杯育てていきたいと思っています。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
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