自閉症 特徴

自閉症の息子の3歳の特徴【逆さバイバイ、言葉の遅れ、クレーン現象を改善した方法も紹介!】

「うちの子は自閉症などの発達障害かもしれない」と不安に思うことはありませんか?

「周りの子と何か違う、なぜか育てにくい。」「逆さバイバイや言葉の遅れがあり心配。」

もしそのように親が感じる場合は、子供が自閉症などの発達障害のなのかもしれません。

私も息子が小さい頃から違和感を感じていたのですが、予感は的中し息子はやはり自閉症でした!

私が「息子が自閉症なのでは?」と心配していた時は「自閉症の子にどんな特徴がでるのか」が知りたくて、自閉症の子を育てている方の育児ブログを読みまくっていました。(いわゆる検索魔です・・・。)

その時に「自閉症の特徴がまとめて書いてある自閉症ブログがあればよいのにな~」と思った経験もあり、こちらのページに息子が2歳頃~3歳頃に出ていた自閉症の特徴をまとめてみました!

自閉症の特徴と合わせて、『自閉症によくある困り事を解決する方法』もたくさん紹介しています!

またこのページの最後に、実際に息子に行った『自閉症の症状が軽減した方法』を載せていますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います!

こんな方におすすめ

  • 自閉症の2歳、3歳の特徴を詳しく知りたい
  • 自閉症の症状を軽くする方法を知りたい

我が子が自閉症かもしれないと思うことは辛いかも知れませんが、自閉症を早期に発見することは「子供の大きな成長に繋がるチャンス」でもあります!

自閉症の早期発見の力になれたら幸いです!

息子が2歳、3歳の時の自閉症の特徴

自閉症の症状が軽くなり、4歳の現在では自閉症の診断が外れそうなほど成長

始めに、当ブログに初めて来て下さった方向けに、自閉症の息子ハチについて少し紹介しておきます⬇

自閉症の息子ハチの紹介

息子が自閉症だと気が付いたのは生後2ヶ月の時でした!自閉症の特徴が多く出ていた為、1歳10ヶ月の時に自閉症の診断が下っています。

ですが、様々な訓練や取り組みを行った結果、4歳になった現在では健常児といっても良いほど症状が軽くなっています!

ハチママ
重度の自閉症なんだろうなぁと思っていたので、息子がこんなにも成長したことに親の私が一番驚いています!

ではさっそく、息子が2歳、3歳の時の自閉症の特徴をお伝えしていきます!

自閉症の脳のイメージ

逆さバイバイ

  • 逆さバイバイをする(手の平が自分の方に見える向きで手を振ることです)

→2歳の頃は逆さバイバイだけではなく、なんと手遊び歌の動きも逆さになっていました!(例えば「グーチョキパーで何作ろう?」の歌でも手の平が自分の方に見える向きで動いていました!)

母親の私は逆さバイバイは治るのだろうか?」と心配し、逆さバイバイの治し方を調べてみましたが、効果的な逆さバイバイを治す解決策は見つかりませんでした。

逆さバイバイに関して何か情報が欲しかった私は、療育園の先輩ママさん達に「子供の逆さバイバイがいつ頃治ったか?」を質問してみました!

療育園の先輩ママ達が口を揃えて言うのが、

療育園の先輩ママ達の意見

逆さバイバイは気が付いたら自然に治っていた!

ということでした!

あんなに激しい逆さバイバイをしていたうちの息子も、3歳になる頃には逆さバイバイは自然と治っていました!

逆さバイバイは「相手の立場を自分に置き換えて想像することが苦手」なことから起きてしまう症状です。その為、逆さバイバイは治ったとしてもコミュニケーション等の他の場面で困難なことが起きていないかを、現在も注意深く見守っています!

クレーン現象

  • クレーン現象(何か物をとって欲しい時などに、親の手首を持って欲しいものに近づける動作をすることです。)

クレーン現象も言葉の増え始めた2歳頃から減っていき、3歳になる頃には全くしなくなりました!

言葉の遅れ

  • 言葉が遅く、言葉の遅れがある

→自閉症児によくある言葉の遅れですが、息子も言葉が出るのが遅く2歳になるまで一言も話しませんでした!

言葉が出ないだけではなく、2歳になるまでは一日中猛獣のような「ヴ~」といううなり声をあげていました・・・。

親としては、

ハチママ
もう何でもいいから言葉を話してくれー。

と思う程でした!笑

ですが、言葉の遅れを取り戻すために様々なことに取り組んだ結果、2歳から徐々に話すようになり、4歳の現在では言葉の遅れがあったのが信じられない程、スムーズに話せるようになりました。

言葉の遅れを改善する方法はこちら

言葉の遅れ
言葉の遅れを3歳でまでに改善した方法【訓練の方法や言語聴覚士のアドバイスも公開!】

子供に言葉の遅れがあり「いつになったら話すようになるのだろう?」と悩んでいませんか? 息子のハチは言葉が遅いなと思っていたら、2歳0ヶ月まで一言も言葉を発しませんでした。話さないどころか、ご飯を食べて ...

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特定の物への強い興味や抜群の記憶力

  • エスカレーターなどの回る物が異常に好き
  • 記号やマークなどのはっきりした柄のものが好き
  • 特定のものへの興味が強く、好きなことに関しては驚異的な記憶力を発揮する

→息子のハチは文字、数字への興味が特に強いです。2歳4ヶ月の時にひらがな50音をYouTubeで見せたら1日で全部覚えていました!数字も好きで、2歳10ヶ月で足す10までの足し算ができていました。

自閉症の子がどのようにくるくる回るのかを書いた記事もあります

くるくる回る子
くるくる回る自閉症の息子【エスカレーターなども大好き!】

自閉症の子の特徴に「くるくる回る」というものがあります。 うちの息子のハチは自閉症の診断を受けていますが、本当に頻繁に回っています! 自閉症の症状(癇癪やこだわりなど)については、色々な療育や訓練を受 ...

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耳塞ぎ・落ち着きがない・オムツがなかなか外れない

  • 落ち着きがなく、縦長の通路では親のそばを離れて走り去ってしまう
  • 耳塞ぎを頻繁にする
  • オムツがなかなか外れない

→トイトレについては、自閉症の特性のこだわりが影響しとても大変でした!

こだわりが強く、オムツが外れる日が来るのか心配していましたが、自閉症の特性に合わせたトイトレを行うことでなんとかトイトレも完了しました。

自閉症のトイトレのコツをまとめた記事もあります

トイトレの画像
自閉症のトイトレの方法【オムツ外れのコツ全てお伝えします!】

今回は療育園と二人三脚で進めた、自閉症児のトイトレ(オムツ外れ)について書いていきます! トイトレを始めるまでは・・・ 「自閉症のトイトレは健常児と同じ進め方でよいの?」 「言葉がほとんど出ていないけ ...

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運動面での不器用さ・夜あまり寝ない

  • 夜驚症があり、夜中に何度も目を覚まし泣き叫ぶ
  • 間違うことや失敗することをとても嫌う
  • 三輪車を上手に漕げない

→三輪車も上手に漕げなかったハチも4歳で自転車に乗れるようになりました。

練習方法についてはこちらの記事をご覧下さい⬇

自転車の練習方法のコツ【この方法で2週間で補助輪が外れました!】

自転車の練習を始めるまでは、「三輪車でさえ上手に漕げなかった息子が、補助輪なしの自転車に乗れるようになるのか」とても不安でした。 そんな息子もなんと4歳1ヶ月の時に補助輪なしの自転車に1人で乗れるよう ...

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コミュニケーションの問題

  • 他人との距離感が近すぎる

→人との距離がつかめずに、エレベーターで一緒になった全く知らない人に自己紹介をしたりしていました!笑

偏食がひどすぎる

  • ひどい偏食がある

→偏食については、最初は食べられるものが限られていましたが、現在では色々な食べ物が食べられるようになりました。偏食を治す方法についてはこの本を参考にさせてもらいました!

癇癪(パニック)ばかり起こす

  • 癇癪(パニック)を頻繁に起こす

→自閉症の特徴の悩み事ナンバー1とも言われる癇癪!息子にも癇癪で相当悩まされました…。

「癇癪を減らす方法」はこちら

自閉症の癇癪が減る方法【たったこれだけでパニックが落ち着きました!】

「うギャーぁぁー」と絶叫しながら床に寝そべり手足をバタバタ… 自閉症児の親を悩ませる、自閉症の症状の困り事の代表格といえば…そう!癇癪(パニック)! 息子のハチは1歳代で自閉症の診断がはっきり下りるほ ...

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2歳→3歳と自閉症の特徴が薄れていった

ハチは2歳3ヶ月から療育園に通い始め、しっかりとした療育を受けたこともあり、自閉症の特徴は年齢が大きくなるにつれてだんだんと薄れていきました。ハチが1歳の頃はすぐに自閉症と診断が下りるほどの自閉っ子でしたが、4歳の現在では自閉症の診断がとれそうな程成長しました!

もちろん自閉症は治るものではないので、こだわりなどの特性は今も持ち合わせているけれど、自閉症の特性に合わせた適切な関わり方をすることによって、こんなにも成長するだなんて親としてもビックリです!

ハチの自閉症に気が付きショックを受け、さらに自閉症は治らないと知り絶望していた過去の自分に、「そんなに落ち込まなくて大丈夫、ゆっくりでも成長するから♪」と伝えたいくらいです。

家庭でもできる発達障害の症状を軽減する取り組みとしては、以下の本の内容に取り組みました⬇

こちらの本では「言葉の遅れを改善する取り組み」や、パニックを軽減する方法」などが多数紹介されています!息子の成長に大きく繋がりました!

子供が自閉症ではないかと悩んでいる方へ

勇気をもって相談してみよう

子供の発達に遅れがあったり、発達について不安なことがあると心配で悩んでしまいますよね。私も子供が自閉症かもしれないと気が付いたときは、泣きまくり、不安な気持ちでいっぱいでした。もし子供の発達について不安なことがあった場合は、専門機関に相談してぜひ検査を受けてみてください。子供が1歳半を過ぎていれば専門機関を紹介してくれるはずです。

発達障害の検査は待ちが長く、検査まで半年以上待たされるところがほとんどです。その為、悩んだときは早めに動かれることをオススメします!もし検査を受けてみて何もないと言われれば安心できますし、何か見つかった場合はそのまま療育や訓練を受ける事ができます。

自閉症向けの訓練を受ける事は大きな成長に繋がる

ハチが療育園の申し込みをしたときは、まだ自閉症の診断は下りていませんでしたが、言葉の遅れがあったため「ハチに障害がなかったら途中で幼稚園に転園させたらよいや~」くらいの気持ちで言語遅延で療育園の申し込みをしました。もし子供が健常児であったとしても療育を受けることは本人にとって大きなプラスになります!ハチも療育園に入りメキメキと成長しました。

自閉症の3歳の特徴まとめ

お伝えしてきた、自閉症の2歳~3歳で出ていた特徴をまとめると、

自閉症の2歳~3歳の特徴まとめ

  • 逆さバイバイやクレーン現象がある
  • エスカレーターなどの回るものが大好きで、特定の物への興味が強い
  • 落ち着きがなく、親から平気で離れる(多動ぎみ)
  • 耳鬱ぎをする
  • オムツを外すのが大変
  • 夜泣きや夜驚症など睡眠障害がある場合がある
  • 手先の不器用さや運動面での困難さがある場合もある
  • 他人との距離感をうまくつかめない
  • 偏食がひどい
  • 癇癪やパニックをよく起こしてしまう

改めてみると、3歳でも結構な特徴がでていますね!

自閉症の症状を軽くした方法

息子の自閉症の症状は、1歳代で自閉症の診断があっさり下るほど重かったですが、4歳の現在では、自閉症の診断が外れそうなほど成長しました!

自閉症の症状を軽くするために取り組んだことは、大きく分けて以下の2つです!

ポイント

  1. 療育や訓練を行うこと
  2. 食事などで脳に不足している栄養を与えること

この両面からのアプローチが大切です!どちらかが欠けていたら息子はこんなにも成長しなかったと思います。

また、息子は自閉症の症状が重かった為、知的障害も出てくるかなと思ったのですが、知的障害は全くありませんでした。

やはり、小さい頃からDHAを採らせていたことが、知的障害もでず、自閉症の症状を軽くすることに繋がったのだと思います!

詳しくはこちらで紹介しています⬇

詳しくはコチラ

 

最後まで読んで下さりありがとうございます!

自閉症の3歳

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