私の息子は高機能自閉症(知的発達の遅れのない自閉症)の診断を受けておりますが、「発達障害でも習い事をさせたい!可能性や得意なことを伸ばしたい!」と言う母親の思いから、今までもたくさんの習い事を経験させてきました!
5歳になった現在では習い事は幼児学研教室のみに通っていますが、小学生になる前の年長の間に何かもう一つ習い事を増やしたいと考え、男の子ですが「クラシックバレエ」の体験に行ってきました!
学研幼児教室についてはこちらの記事で紹介しています
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バレエ体験に通うきっかけとなったのは、同じ療育園のお友達がバレエ教室に通っており、先生方も優しく発達障害に理解のある方ということお話を聞いたことでした。
バレエの体験を終えた結果からお伝えすると、クラシックバレエの習い事は諦めることにしました!
なぜ、息子にはバレエ教室は難しかったのかは後ほど本文中でお伝えします!
そして、息子はバレエは諦めてピアノを家庭でやってみることにしました。(一応、親の私が音大卒なので。)
この記事では、同じように発達障害の子に習い事をさせたくて悩んでいる方へ、発達障害の息子の習い事体験記をお伝えします!
この記事を読むとこのようなことが書かれています⬇
この記事を読むと分かること
- 発達障害の息子のバレエ体験の様子
- 発達障害の息子が習い事をする上で困難に感じていること
- 失敗が苦手な発達障害の子の習い事へのオススメの取り組み
【習い事】なぜバレエは発達障害の息子には向かなかったのか
最初に、なぜ発達障害の息子にバレエの習い事をさせることを諦めたのかをお伝えします。
バレエがダメだった理由は「一発で踊れなかったらどうしよう、失敗したらどうしよう。」と、息子の失敗を極端に恐れる特性が出てしまったことです。
息子がバレエの体験をしている様子を詳しくお伝えすると・・・
息子のバレエ体験の様子
- 開始30分くらいは問題なく、先生の模倣をしながら上手に踊っていました。
- 途中で、来月に控えた発表会のプログラムの練習が始まりバレエの難易度が上がると、チャレンジする前から失敗を恐れて、部屋の隅に隠れだしてしまいました。
- バレエの先生には息子の発達障害の特性を事前に伝ていたこともあり、とても優しく、無理がないように息子に声がけをしてくれましたが、次第に耳塞ぎまで始めて硬直してしまいました。
普段の明るい息子からは想像がつかないくらいの拒否反応が出ていたため、バレエの体験は途中で断念しました。
親の気持ちとしては、バレエ自体はかなり踊れていて、向いていそうなのにやってみる前から失敗を恐れて挑戦を拒んでしまうことをとても残念にもったいなく感じました。
失敗を恐れる特性があると、どんな習い事をするのも困難
息子の「全体への指示が通りにくい」という発達障害の特性については、バレエ教室でも「みんな~ではなく個人名で呼んでもらう。」などの対策をとってもらい問題なくクリアできました。
ですが、極端に失敗を恐れる特性だけは、何をしてもダメです。
一応、失敗を極端に恐れる特性への対策として、バレエ体験が始まる前に息子に、
「最初から踊れなくても大丈夫、練習してだんだん踊れるようになるんだよ。」としっかり言い聞かせ、バレエ教室で失敗を恐れずに頑張れればアイスのご褒美があることを伝えておくなどの対策は行いました。でもやはり、失敗を恐れてしまいました。
失敗を極端に恐れる特性についてはこちらの記事に詳しく書いています。
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この失敗を恐れる特性がある程度落ち着くまでは、どんな習い事をするのも難しいように感じました・・・。
なので、習い事を増やすことは諦めて、自宅で私がピアノを教えることにしました!
自宅であれば、息子のペースに合わせて、
- 失敗を恐れて泣き出してしまったら→簡単な課題を与え、1人でクールダウンさせる、課題ができたら私に言いに来る。
などの対応をとることもできます。
ピアノの技術面については、「手先の不器用さ」や「同時に2つのことを行うのが苦手」という発達障害の特性もあり、ピアノに向いている方ではないかもしれません。ですが、耳の良さや高い記憶力という強みも持ち合わせています。
自閉症などの発達障害の子の場合は、失敗させて覚えていくよりも、スモールステップでも成功体験を積んでいく方がよいそうです。
今後もその時の息子の状態や成長度合いに合わせて、色んな事にめげずにチャレンジさせていけたらと思っています。
発達障害の子の習い事探しは大変
そんな特性もあり、発達障害の子に合った習い事を探すのはなかなか大変です。
今まで体験した習い事について個別に紹介した記事もあります
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習い事を探す時は先生に必ず「息子が発達障害であること」を隠さずに伝えるようにしています。
意外にも、発達障害であっても受け入れて下さる習い事教室は多いように感じます。
以前、息子の姿を見る前から自閉症と伝えただけで断ってきた英会話スクールもありましたが、通う前にそのことが分かってむしろ良かったと前向きに捉えるようにしています。
最後まで読んで下さりありがとうございます!