息子のハチは1歳10ヶ月の時に自閉症と診断されています!まだ1歳では月例が小さすぎた為自閉症スペクトラム障害と診断され、後に高機能自閉症と診断されました。
(※高機能自閉症とは知的な発達に遅れの無い自閉症のことです。)
しかし早期に障害を発見し療育や訓練を受け、様々なことにチャレンジすることによって、4歳の現在では自閉症の診断が外れそうな程成長しました!
こちらのページでは高機能自閉症と診断された息子(現在4歳)の特徴をお伝えしていきます!
こんな方におすすめ
- 高機能自閉症の子に実際に出ている特徴が知りたい
- 子供が自閉症ではないかと心配している
- 自閉症の4歳頃に出る特徴を知りたい
また、 4歳になると自我が芽生え始め、性格や特性がはっきりと出てくる時期です。
自閉症の3つのタイプである《積極奇異型、受動型、孤立型》の、どのタイプにハチにが当てはまるのかも4歳頃にはっきりしてきました!
自閉症の3つのタイプの特徴についても詳しくお伝えしていきます。
高機能自閉症と診断されたの息子の特徴
現在では自閉症の症状はとても軽くなるまで成長していますが、3歳ぐらいまでは自閉症の特徴が顕著に出ていてとても大変でした。
息子の3歳までの特徴や、よかった取り組みを紹介した記事もあります
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では早速、高機能自閉症と診断された息子の特徴をお伝えしていきます!
・他人との距離が近すぎる、上手に距離をとれない
→例を挙げると、自分の興味のある話を一方的にマシンガンのように話し過ぎてしまう。(距離感が分からずにほっぺたやお腹などのボディタッチを頻繁にしてしまう子もいます。)
ハチは2歳になるまで一言も話せなかったのが信じられない程のマシンガントークです。空気を読まずに話し過ぎてしまいます・・・
「言葉の遅れを改善した方法」について書いた記事もあります
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・お友達とのコミュニケーションが上手にとれない
→自分の思い通りにならないとお友達を叩いてしまうことがあります。また、他者が自分とは違う考えを持っていることがあるということが理解できずに、遊び方の違いでケンカになってしまうことがよくあります。
・間違うことや失敗することにとても抵抗がある
→ブブーという音すらもダメだったり、かなり優しい口調で間違いを指摘してもダメです。
・過度の感覚の過敏がある
→バリカンの音が苦手なため美容室に行くことができません。また触覚の過敏もあり、シャンプーをすると痛がります。
・頻繁にくるくる回る
・寝付きが異常に悪く、夜驚症もちで夜中によく絶叫する
・手先がとても不器用
→折り紙やはさみの練習や箸の練習は困難を極めています…。
・癇癪やパニックを起こす
癇癪の対応方法を書いた記事もあります
そもそも高機能自閉症とは?
続いて、高機能自閉症について説明していきます。
高機能自閉症とは?
知的発達の遅れのない自閉症(IQ71以上)のことを高機能自閉症といいます。
高機能自閉症と聞くと、言葉の意味から「自閉症の中でも高い能力をもっているのかな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。(私は最初高い能力をもつのかと誤解していました!)
自閉症の子にはずば抜けた才能がある子もいる
自閉症の子には、実際に信じられないような能力をもっている子もいます!人類の文明の発展には自閉症の能力は欠かせないともいわれていますよね!
息子のハチも興味のあることには驚異的な記憶力を発揮することもあります。
自閉症には3つのタイプがあると言われている
自閉症は《積極奇異型、受動型、孤立型》の3つのタイプに分けられると言われています。
ハチの通う療育園には20人の自閉症の子がいて、みんなタイプや特性の出方も本当にそれぞれだな~と感じます!
続いて、それぞれのタイプの特徴と実際によく起こす行動についてお伝えします。
積極奇異型
積極奇異型の特徴
状況に構わず積極的に関わろうとする。その為一方的に話し過ぎてしまうことや、同じ話を何度もしてしまうことがある。相手がどのように感じるのかを想像するのが苦手。
まさしくハチはこのタイプです!笑 この積極奇異というネーミングどうにかならないのかなぁといつも思います・・・。
ハチが自閉症だと分かった時は「どうかハチは受動型ですように」なんて神様に願ったりもしていましたが、意外にも積極奇異型の子と過ごす日常も刺激的でなかなか面白いです♪
受動型
受動型の特徴
聞き分けがよく、おとなしいタイプ。自ら積極的に関わろうとすることが少ない。その為、嫌なことを嫌と言えず受け入れてしまうこともある。
社会適応しやすいと言われているのもこのタイプです。療育園にもこのタイプの子が数名いますが、口数も少なくおとなしいなーと感じます。
また、おとなしい性格から本人が抱えている悩みや問題が見つけられにくい為、親などの保育者が積極的に状況をヒアリングしたほうが上手くいきやすいと言われています。
孤立型
孤立型の特徴
他人に関心が無く、1人でいることを好む。人への興味が薄い。
自閉症の特性が1番色濃く出ているのが孤立型です。このタイプの子は目の前に人が居ても、まるでそこに誰も居ないかのような振る舞いをすることもあります。また、興味のあることには集中して取り組み、驚異的な能力を発揮することも多いです。
孤立型は人との関わりを苦手に感じることも多いため、話しかけるときは横並びでストレスを与えないようにする、短い分かりやすい言葉で伝えるなどの行動を周囲が心がけることが大切です。
複数の型の特性を持ち合わせていることも多い
必ずしも一つの型に当てはまる訳では無く、複数の型の特性を持ち合わせていることも多くあります。
また、成長と共に当てはまる型は変化していきます!ハチの場合は2歳くらいまでは、孤立型かな~と思っていましたが、4歳の現在では完全な積極奇異型です!
まとめ
自閉症の子はゆっくりでも必ず成長します。大変なことは多いかもしれませんが、その分できなかったことができるようになった時の喜びはひとしおです♪
最後まで読んで下さり本当にありがとうございます!
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